暮らしの豆知識 2016.01.28 UpDate

THURSDAY JANUARY 2016

No.4 家を買うにはいくらあったら大丈夫?

野田暮らしの住です。


前回に続きまして、


家を買うときの頭金についてのお話です。


家の画像


前回のお話をまとめますと・・・


「今は昔と違って超低金利時代なので、


以前ほど頭金を準備するメリットはなく、


フルローンで家を購入する人が多くなってます。


国や銀行も住宅購入を後押ししていますよ。


でもだからといって頭金はいらないってことにはならないですよね、


頭金は無くてもいいですよって理由は他にありますよ」


ってお話でした。


で、本日のお話ですが、前回の最後に触れておりました


「団体信用生命保険」


についてお話致します。


団体信用生命保険とは・・・


団体信用生命保険は、住宅ローンを借りた人が亡くなってしまったり、


高度障害になった場合に、金融機関が残った住宅ローンを支払ってくれるというものです。


一般の生命保険と違い、保険金の受取人は住宅ローンの債権者ではなく、金融機関になっています。(略称:団信)


どの金融機関で住宅ローンを組んでも、この団信への加入はほぼ必須となっています。


もし、一家の大黒柱に何かあっても安心ですね。


御家族の皆さんも、銀行も・・


団信ときたら抵当権抹消してnet


そして、この団信を踏まえて頭金を支払ったときと、


支払わなかったときで万が一のときのシュミレーションをしてみましょう。


(前提条件:3000万円の新築戸建てを買うために借入期間35年の元利均等タイプ固定金利1・6%でローンを組む)


〇住宅ローンで家を購入して5年後、契約者であるご主人が不慮の事故で亡くなってしまった。


A、家を買うためにコツコツ貯めた貯金はそのまま使わずにフルローンを組んだ


B、家を買うためにコツコツ貯めた貯金を頭金として500万円支払いローンを組んだ


Aの場合は頭金無しのフルローンなので、


3000万円の借入で月々の返済は93,300円となります。


5年後にご主人が亡くなってしまいますが、団信からの支払いで住宅ローンは完済となりました。


手元にはご主人が残してくれたお家と頭金に使わなかった貯金の500万円があります。


Bの場合は頭金を500万円支払っていますから、


2500万円の借入で月々の返済は77,700円となります。


5年後にご主人が亡くなってしまいますが、団信からの支払いで住宅ローンは完済となりました。


Aよりも月々の返済は15,000円ほど余裕があり、その分貯金が出来ました。


5年間で100万円ほど貯まりました。


結果、手元にはご主人が残してくれたお家と100万円の貯金があります。


皆さん、お分かり頂けました?


これが「頭金は無くてもいいですよ」と言う理由です。


ローンを組んだ後の大きなリスクは、


➀職を失い収入がゼロとなり、ローンが支払えなくなる。


➁病気や事故でご主人(契約者)が亡くなり一家の収入が止まってしまう。


ことです。


➀に関しては、厳しい言い方ですが、


そもそもこんな心配があるようでは家を買ってはダメです。


ちゃんと働いて、安定した収入がある方が家を買ってください。


(そんな方かどうかを判断するために、ローンを組む時には各金融機関で審査を行います)


➁に関しては、そのリスクをなくすために団体信用生命保険があるわけです。


yjimage (1)


上記の例を想像してみてください。


家を買った後、念願のマイホームで旦那さんは仕事、


奥様は家事と育児に駆け回る日々に、


突然、旦那さんが亡くなってしまう。


残された奥様はこれからの子育てと、


これからのために仕事探しに動かなければなりません。


それでも世の中そんなに甘くなく、すぐにいい仕事は見つかりません。


子育てと仕事の両立は難しいです。


そんな状態で手元に500万円の貯金と100万円の貯金だったらどちらが安心ですか?


加えて言うならば、そんな時に賃貸暮らしのままだったらもっとしんどいでしょうね。


あと、万が一のための生命保険の加入も忘れずに・・・


家を買うことは、


人によっては一生に一度の夢のマイホーム、


人によっては子育てのために、人によっては賃貸にお金を掛けるのがもったいないから・・


理由はそれぞれです。


そして共通して言えることは、


「自分たちの人生のために」ということです。


それは、美味しいものを食べたり、旅行に行ったり、いい服を買ったり、車を買ったり・・・


の延長線上にあるものです。


人生を充実したものにするための手段にすぎません。


その手段として家を購入すること(ローンという借金をすること)によって、


自分たちの将来に対する大きなリスクを抱えてしまうのであれば、それはきっといい買い物ではありません。


前回にお話しました、金利の高かった時代では、


将来のリスクを少しでも少なくする為の方法が頭金を支払うことでした。


なぜなら金利が高い分、利息に支払う金額が非常に高かったからです。


ですが、今は金利は非常に低く、頭金を支払うことに対してのメリットよりも、


手元にしっかりとした蓄えを持っておくことのほうが良しとされる時代になりました。


人生で一番大きい買い物だからこそ、


間違った買い方をしたときに抱えるリスクも大きく、


家を買うことがゴールではなく、


御家族の皆さんがより充実した人生を過ごし続けるために、


より安全な買い方を考えていくことが大切です。


そして、今家の購入を考えている方はきちんとした資金計画は立ててますか?


ローンシュミレーションなど行っていますか?


本日はこの辺で


次回は家を買うための資金計画とローンを組んだ後の返済計画についてお話します。


ではまた次回!!

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